検定ガイドライン 検定方針

検定の目的

インターネットの活用に必要な知識、技術を客観的に評価する基準を設定し、ビジネス界が求める水準と個人のスキル目標の明確化を図り、インターネットユーザの裾野拡大を目的とする。

インターネットビジネスのユーザをサポートする人材に求められる知識、技術を体系化し、インターネットビジネス市場の拡大に貢献する。

認定対象分野

ベンダーフリーで、その時点のインターネットのデファクトスタンダードや技術動向、サービスに関わる知識と技術を認定する。

インターネットの活用に対する理解を深め、新たな技術に対する柔軟な理解を可能にするための基礎的な周辺知識も対象とする。

インターネットの利用者サイドからビジネスを支える人材に必要な知識と技術レベルを認定グレードの基礎とする。

認定対象分野

知識体系

インターネット検定における検定対象となる知識は、大きく分けてインターネット上の様々なサービスがどのような技術や方法により提供されているかという「提供に関する知識」、およびそのサービスを享受し活用するための「活用に関する知識」とからなる。

これらの知識は、まず「提供に関する知識」は、インターネットの急速な技術変化を理解するための基礎知識として、「活用に関する知識」は、インターネットの急速な技術変化に対処する基礎知識として位置づける。

さらに「提供に関する知識」は、技術革新によって日々変化するインターネット関連の様々な事象を理解する上で基礎となる「背景知識」をベースとして、「技術」「運用」「サービス」に関する知識から構成される。

また、「活用に関する知識」はインターネット上の様々なサービスを自ら選択して利用し目的を達成するのに必要とされる知識である「インターネット利用に関する知識」により構成される。

知識体系

認定グレードと想定する活用領域

本検定が想定するビジネスと、それぞれのビジネスを支える人材としての認定レベルは以下の通りである。

(1)ドットコムマスター シングルスター(★)
自らインターネットへのアクセス環境を整え、必要とする情報収集や、インターネット上に提供されているサービスを活用して情報発信などができる。また、その知識・技術をサービス利用者への指導などサポートビジネスに応用できる。
(2)ドットコムマスター ダブルスター(★★)
自らインターネットからアクセス可能なネットワークを構築し、利用者に対するサービス提供を安定的に運用できる。また、その知識・技術をSOHOなどのビジネスでのインターネット活用へのサポートビジネスに活用できる。
(3)ドットコムマスター トリプルスター (★★★)
インターネットを活用する企業や組織において、ネットワーク管理者として、自ら設計・構築および運用管理を先導できる。また、その知識・技術をSME*などの中小規模ネットワーク構築のサポートビジネスに活用できる。
* SME : Small Medium Enterprise

認定グレードと想定する活用領域

改定方針

ガイドラインおよびインターネットを取り巻く状況を反映し、以下のような改訂方針に基づきカリキュラム及び公式テキストの改訂を行う。

(1)ドットコムマスター シングルスター (★)
( ★2012 )
  • 対象ブラウザ等の見直し(IE9対応)
  • 第1章の構成を以下の通り見直し
    「1.1インターネットの基礎知識」
    「1.2インターネット通信関連術」
    「1.3アプリケーション関連技術」
  • ソーシャルメディアサービスなど最新のサービスに関する記述を充実
  • データバックアップに関する知識を充実
( ★2011 )
  • 対象OS等の見直し(Windows7対応)
  • 無線接続(3G、WiMAXなど)の整理やIPv6接続サービスに関する内容の充実
  • CSRF、DNS Rebindingなどの攻撃やその対策に関する内容の充実
  • 電子書籍など各種サービスに関する記述を最新動向に合わせて修正
(2)ドットコムマスター ダブルスター (★★)
( ★★2012 )
  • IPv6に関する記述を充実
  • 仮想化技術についての記述を追加
  • トラブルシューティングの項目を整理
  • 法律関連(法令、判例等)の記述を整理
( ★★2011 )
  • IPv6の特徴や運用方法をIPv4と比較し充実
  • DNSSECの記述内容を充実
  • Webアプリケーションに対する代表的な脅威について仕組みと対策を詳細化
  • クラウドによって提供されるサービスの特徴について説明
  • 法律関連(法令、判例等)の記述を整理
(3)ドットコムマスター トリプルスター (★★★)
( ★★★2011 )
  • 基礎技術とサービスの章を統合し、IPv6に関する記述(特にIPv6への移行技術や運用面)を全面的に見直し
  • 仮想化技術に関する記述の強化
  • 標準化された技術に関する記述のアップデート
    (プロバイダ・ブリッジ、DOCSIS3.0、無線LAN、P2P、映像伝送、等)
  • マルウェア対策に関する記述の修正